常緑樹と落葉樹の割合
以前 庭造りは 常緑4割落葉6割と教えられたものですが、私は常緑7割~8割、落葉3割~2割がいいのではないかと思っています。
街路樹はほとんど落葉樹なのですが、秋の落葉の時期になると、落ち葉で大変なことになっており、多分住民の皆さんのクレームなのでしょう、慌てて清掃車を出し掃除している姿をよく見かけます。
「なぜこんなに大きくなる落葉樹をわざわざ植えるのだろう?」と疑問を感じてしまいます。そして冬は葉もないので寂しい街路となります。しかし落葉樹は、春には新芽を出し、新緑が映え、また夏には、日陰を作り涼しさを与えてくれます。
事務所の前の街路樹は落葉樹でたぶん「サルスベリ」という樹種だと思います。開花期が長いので開花しているときは、見栄えもしますが、名前が縁起悪いのか個人の家ではほとんど見かけません。
一戸建ての場合は、リビング等の居室のすぐ南側に落葉樹を植えるだけで、あとは常緑樹がいいのではないかと感じます。販売団地に樹木を1本ずつ植えさせていただいていますが、元々落葉樹だったものを品種改良し常緑樹にした樹種ですので、冬は葉が紅葉し枯れそうになるのですが枯れず、あまり大きくならないので手入れがあまり掛からず、樹木を色々見てきた中で、季節感もあり最適かなと勝手に感じています。